奄美大島 1日目(ウミガメシュノーケリングとナイトツアー)

月曜日に有給をもらって、9/20(土)〜22(月) の2泊3日で奄美大島へ行ってきました。
今回の旅の目的は、
『野生のウミガメと出会うこと!』
そんな奄美大島でのウミガメ探しの旅の様子をレポートしていきます。
僕は小さい頃からカメのことが大好きで、ミドリガメを飼ったり、ハコガメを飼ったりしてきました。
今でもその子たちは実家の方で可愛がってもらっていて、元気に暮らしています。
今でも、ウミガメが観たくて、よく海遊館とか須磨水族館とかにも行ったりしているのですが、
それでもやっぱり、
生で野生のウミガメと会ってみたい!
そんな思いが募りに募って、今回思い切って奄美へ行ってきました。
奄美大島って、関空からPeachの直行便が出ているので、
僕の住んでる泉佐野市からだと意外と気軽に、しかも安く行けるんです。

飛行時間も1時間半くらいで、機内はちょっと窮屈ではあるけれども、料金の安さを考えれば全然我慢できる程度です。
ちなみに、今回の飛行機の料金は、
・行き(関空 → 奄美):25,000円
・帰り(奄美 → 関空):15,000円
時期とか予約のタイミングとかで、料金は結構変動するみたいです。
で、
旅の予定はだいたいこんな感じ。↓
1日目
・関西空港(KIX)→奄美大島 へ移動
・ウミガメシュノーケリング
・ナイトツアー
・名瀬(なぜ)にある「ゲストハウス 奄ん。」さんにて宿泊(2泊3日お世話になります!)
2日目
・レンタカーを借りる
・ウミガメシュノーケリング(場所は未定)
・名瀬市街地にてグルメ巡り
3日目
・レンタカー返却
・空港方面へ移動
・空港付近をのんびり散策?
・奄美大島→関西空港(KIX) へと帰る。
ウミガメと会うこと以外は、あんまりよく考えてなかった。。。(笑)
まあ、南国で2日間、気ままにのんびり過ごすのもアリなのかな~と。
ではここから、詳しい旅の様子へと話を進めていきます!
1日目:9/20(土)
12時半に大阪関空発の飛行機で奄美へ。
→ 14時頃、奄美空港へ到着!

奄美は快晴。なんか大阪より明るかった。そして、まだまだめっちゃ夏でした。
この日は、到着してすぐの15時から現地のガイドさんに『ウミガメシュノーケリング』と『ナイトツアー』をお願いしていました。
お願いしたガイドさんは、コンチジャーニーさん。
ネットで、「奄美 ウミガメシュノーケリング」って検索していろいろ見てたら、この人よさそう!ってなって、連絡とってみました。
生まれも育ちも奄美の方で、インスタの投稿とか見てたらめっちゃ陽気そうな方だったので、一緒に旅したら楽しそうだな〜と思ったんです。
実際にお会いしても印象はそのまま、
南の島のおおらかで陽気な方で、1日ゆったり、僕のマイペースに合わせて一緒に旅してくれました。
このコンチジャーニーさん、
「こんな景色を見てみたい!」とか、「ウミガメと泳いでみたい!」とか、こちらのリクエストに沿って、遊びとか観光スポットとか、その人その人にぴったりな旅のプランを提案してくれます。
これも現地の人だからこそできることで、ステキだなって思いました。
で、
コンチジャーニーさんと15時に奄美空港で合流して、早速ウミガメシュノーケリングへと向かいます。
コンチさんの軽バンで移動すること10分、
到着したのは、用安海岸。
こんなに近いとは思ってませんでした。(笑)

写真を撮ったのが、ちょうど夕方のスコールのタイミング。曇ってしまってますが、まあこれも南国ならではですね。
「こんな空港近くでほんとにウミガメに会えんのかな〜。」
なんて思ってましたが、
この用安海岸、侮るなかれ。
奄美大島の ”マリンレジャーのメッカ” として有名で、奄美北部を代表する海水浴場なんです。
SUPやバナナボート、サーフィンなど、マリンアクティビティを存分に楽しむことができます。
さらには、立地も最高。
国道沿いに位置するのでアクセスは抜群で、すぐ近くにはバス停もありました。レンタカーがなくても、空港からバスで気軽に来れちゃいます。
そして、
海水浴場近くには、レストランやコンビニ、マリンショップ、レジャー施設なんかも充実していて、ファミリーで行くのにも、友達、恋人と行くのにもピッタリです。
こんなに自然豊かで素敵な海に手軽に来れて、
しかも、お店までいろいろ充実してるなんて、
「奄美ヤバい!✨」
って感激しました。
で、この用安海岸、
何といっても最大の魅力は、
ウミガメに出会えるチャンスが相当に高いこと!!
ウミガメシュノーケリングツアーでの遭遇率は、驚愕の99%!
とまで言われるほどに、ウミガメと出会いやすいポイントなんです。
そんな用安海岸でのシュノーケリング、早速やっていきましょうか!!!
もう家から水着で来てたので、泳ぐ準備はバッチシ。
海の家に、荷物を預けさせてもらって、ライフジャケットとフィン(足ヒレ)をレンタル。(シュノーケリング道具一式のレンタル代:1,500円)
ガイドのコンチさんは、昔この用安海岸の海の家で働いてたことがあって、海のレスキューのこととかを学ばせてもらってたんだとか。
いっしょに泳いでもらう上で、めっちゃ心強いですね。
そして、ガイドで通い詰めてるから、この辺にはこの子が〜、あの辺にはあの子が〜、みたいな感じでウミガメたちのだいたいの住所が分かるんだそうです。
すごいですね、これならウミガメに会えるの超期待大です。💫
エントリーは、ふつうに海水浴場の砂浜から。
家族連れとか友達同士とか、ワイワイはしゃいでる人たちの間を縫って、海の中へ入水。
海に入ったら、まずは、
コンチさんから、シュノーケリングをする上でのアドバイスとか注意点とかを教わります。
そして、
いよいよ泳いでいきます。
沖100mくらいのところを目指して、コンチさんの後ろについていく感じです。
僕にとっては、これが初めてのシュノーケリング。
ドキドキ、ワクワク。。。
最初は全然慣れなくて、うまく口呼吸できなかったです。
せっかくシュノーケルを付けてるのに、水から顔を上げて、鼻呼吸しないと息ができない。(笑)
水中を観察する余裕なんか、あったもんじゃないです。
それでもやっぱり、だんだんと慣れてくるもので、
はじめは息を止めての、水中観察から。
海の中はめちゃくちゃキレイ。🌈
水はガラスみたいに、めちゃくちゃ透明で、
よく水族館で観るような、黄色とか青、オレンジとか、白黒シマシマなやつとか、カラフルな魚たちがたくさん泳いでいて、
浅瀬でも海底にはサンゴもありました。
まるで龍宮城みたいな、魚たちの楽園が目の前に広がっていました。
そうやって、しばらく泳いでいると、次第に口呼吸もできるようになっていきました。
大きくスーハーと口で息をするようにしたら、泳ぎながらも水の中を観察できます。
ミノカサゴたかウミヘビとか、大っきなカワハギとか、
キレイだけど、危険な生き物たちにもたくさん会いました。
そうこうしていると、あっという間に100m沖くらいまで辿り着きました。
そしたらすぐ、コンチさんが水中で何か指差しして、教えてくれています。
えっ、まさか・・・!
と思って、そっちの方に目をやると、
そこには、ウミガメの姿が!!
遂に出会えた・・・、念願のウミガメ!
めっちゃうれしい😂
このために奄美まで来たんです。
ウミガメはこちらに構うことなく、無心で海底の海草を食べています。
近づいても逃げてく様子はなかったです。
しばらくの間、ゆっくり一緒に泳いで観察できました。
ときどき息継ぎのために水面に上がってきてくれて、ほんとに触れ合えるくらいの距離感で一緒に泳ぎました。
もう、一生の思い出です。
あ、
ウミガメの息継ぎってほんの3秒くらいで、思ったよりめっちゃ短くて、
マジかよ、ウミガメ強いな。
ってなりました。(笑)
しばらく観察したあと、このカメさんとはお別れして、海岸の方へ戻りながら、また別のウミガメを探していきます。
そしたら、またあと1匹別のウミガメと出会えました。
僕は気づけなかったけど、コンチさんは4匹見つけてたみたいです。
あとの2匹はこちらに気づくと、すぐに逃げちゃったんだとか。。。
ということで、
シュノーケリングはこれにて終了。
もう大満足で、今回の旅の目的は、初っ端から達成できました。
あとはもうゆるりと、なんにも気にせず、のんびりと島を堪能したいと思います。
シュノーケリングを終えて、
だいぶ長くなってきたので、ここから先は手短にいきます。
ここからは、ナイトツアー先へ向かってしばらくの間ドライブです。
奄美の中心地、名瀬方面へ向かって1時間ほどドライブしました。
途中、めっちゃ景色のいいところで寄り道しつつ、ドライブしていきます。
西郷隆盛さんが暮らしてた集落とか、戦争のときに戦艦を隠すのに使われてた島なみとか、
きれいな景色をいっぱい見に行きました。🌈
そんなこんなで、気づいたらあっという間に名瀬に到着。
とはいえ、のんびり1時間くらいはドライブしてたみたいで、もう夕暮れどきです。
名瀬のゲストハウスにてチェックインだけ済ませて、山の方へ向かっていきます。
名瀬の西側の山の中へ。知名瀬という地域。農道(林道?)みたいなところをゆっくり車を進めながら生き物を探していきます。
途中、奄美ゲンジボタルがお迎えしてくれました。
あたり一面のホタルの点滅、
めちゃくちゃ幻想的できれいでした。
そして、空を見上げてみると、
そこには満天の星空も。
こんなにも星ってあったんやってくらい、たくさんの星々がキラキラ輝いていました。
超きれいです。
で、
ナイトツアーの方に話を戻しまして、
夕方のスコールの影響からか、山の中は蒸し蒸ししています。
なんか生き物も活動的になってて、出会いやすいやんやないかな〜、
なんて気がしてたら、
開始早々、
道の真ん中に大きなカエルが!
『オットンガエル』っていうそうです。
奄美の固有種で、全長10cm程度の大型のカエルです。
いや~、幸先のいいスタートが切れて、うれしいですね。😊
順調、順調♪
その後も、『アマミハトゲネズミ』を3匹ほど見かけました。
こちらも奄美の固有種で、国の天然記念物にも指定されています。
やっぱり、奄美。めずらしい生き物に意外と簡単に出会えてすごいですね!
ですが、そこから一転、
森の中を進んでいくも、なかなか生き物に出会えなくなってしまいました。
アマミノクロウサギには会えないのかな、、、
ふたりの間にちょっと焦りが出てきました。💦
折り返し地点に差し掛かろうとしたそのとき、
道の真ん中に、なんか黒い生き物が。
もちろん場所も大事ではあるけども、潮の満ち引きの時間とかもかなり大事だったのかなと、あとから思いました。
まあ当日はお金をは掛かるけれども、ガイドをお願いしてて正解でした。😊
せっかく時間もお金も掛けて奄美まで行っていたのに、ウミガメに会えてなかったら悲しかったので。