ダウンショットリグで、釣果UPするキーアイテムを紹介【カシメルスイベル】

こんにちは!やましたです。
今回はイチ押しアイテムのご紹介です。
きっとみなさんの役にも立つはずだと思って、居ても立ってもいられなくなり、
今、筆を執っている次第です。
単刀直入に、
そのアイテムとは、
『カシメルスイベル(デコイ)』
です。

最近出た新しいアイテムってわけではなく、
前からあったものだとは思いますが。
この『カシメルスイベル』、
一体どういうものなのかというと、
まあ名前そのまんま、カシメることができるスイベルです。

いろいろと用途はあると思うのですが、
僕の場合、『ダウンショットリグ(=ツネキチリグ)』を作るときに使ってます。
ダウンショットリグ(=ツネキチリグ)とは

一誠の村上晴彦さんが考案し、一世を風靡(ふうび)したリグ。
アメリカのトーナメントなんかでも流行したりしました。
ワームより下に糸(リーダー)を設けて、その先端にシンカー(オモリ)を付けるという、エサ釣り的発想。
これによって、ワームを底から浮かた状態でも、1カ所でネチネチと動かすことができます。
また、アタリがあった場合には、ワームからロッドまでの間にシンカーがないので、アタリが明確に手に伝わるというメリットも。
ダウンショットリグ、
ほんとよく釣れてくれるので僕も愛用してるリグのひとつなんですが、
今まで、
・リグを結ぶのにけっこう手間が掛かったり、
・ワームをキレイに水平にするのが難しかったり、
と、なんだかなあとモヤモヤしながら使ってる部分も、正直あったりしました。
それでもほんとによく釣れてくれるので、絶対に外せないリグではあるんです。
ですが、このカシメルスイベルを使ってからは、
そんな悩みが一気に解決し、ダウンショットリグのことがもっと大好きになりました。😊
カシメルスイベルには、
サイズ展開が4種類(#10、#8、#6、#4)あります。
僕がダウンショットリグでよく使ってるのは、一番小さい#10 。

使い方としては、
カシメルスイベルを写真↓のように、
フックのアイ(糸を通す穴)に通して、カシメめて使います。

#10サイズだとアイ(穴)もかなり小さいので、
プライヤーとかスプリットリングオープナーを使ってカシメるのがおすすめです。
釣具屋さんだったら確実にありますし、今だったら100均なんかにも置いてたりします。

注意点としては、
フックのアイ(穴)をしっかりカシメルスイベルの根本まで通してからカシメること。(↓画像参照。)

まあこれだけ。
一見、
「え、なくても良くね。」とか、
「よけいなパーツが増えて、魚の食いが悪くなりそう。」とか、
そんな声が聞こえてきそうな気もしますが、
このちょっとしたパーツが、かなりいい仕事してくれるんです!
大きなメリットとして、僕が思ってるのは以下の2点。
メリットの1つ目は、
ワームのきれいな水平姿勢を、誰がやっても作り出せるってこと。
これがめちゃくちゃデカいです。
他にもメリットは多々あると思いますが、
僕の場合、この
“きれいな水平姿勢” を作り出すためだけに、カシメルスイベルを使ってる。
っていっても過言ではないです。
多くの人たちは、ダウンショットリグを作るとき、
「パロマーノット」という結び方でやってるんじゃないかなと思います。
だけど、これ、
僕的にはちょっとフックが斜めに傾いてしまうような、
ゆがんでしまうようなことが多いな
って感じてて、モヤモヤしていました。
それが、このカシメルスイベルを使うと、
ほぼ強制的に、フックが斜めにならず、きれいな水平姿勢になります。
カシメルスイベルを付けて、ワームを水中で泳がせたとき、感動しました。
「ああ、これが僕が求めてたダウンショットリグの “きれいな水平姿勢” だ。」
と。

ワームがまっすぐきれいに泳いでくれること、
これは間違いなく釣果UPに直結してると思ってます。
実際僕も、このカシメルスイベルを使うようになってから、明らかにダウンショットリグでの釣果がUPしたなって感じてます。

ではお次、
カシメルスイベルのメリット2つ目。
それは、リグるのが楽ってこと。
いつもやってる基本的な結び方(ユニノットでやってる方が多いでしょうか。)だけで、ダウンショットリグが作れます。
パロマ―ノットみたいな、ちょっと特別な結び方を覚える必要はありません。

「ダウンショットリグ、ちょっとリグるの面倒だからなあ。」と、敬遠されてる方って意外と多いのではないのでしょうか。
だけど、カシメルスイベルを使えば、だいぶ敷居が下がります。
釣行前からカシメルスイベルより下の部分は準備しておくこともできるので、
普通のルアー交換の感覚で、
なんならスナップも使ってワンタッチでダウンショットリグに交換できたりもします。
(スナップを使ったからといって、金具が増えても、そんなに釣果に悪影響はないと、個人的には思ってます。)
手返しUP、試行回数もUPなので、確実に釣果UPに繋がるはずです!
あと、
これはおまけ的なメリットになるのですが、
スイベルなので、糸ヨレしにくくなるっていうのもあります。
ダウンショットリグは、意外と糸ヨレしやすかったりもします。
糸ヨレすると、ラインが切れやすくなってしまうので、
トーナメントに出てるプロの方の中には、
糸ヨレ解消のために、スイベルをフックの上方30センチくらいのところに付けてるって人もいたりします。
なので、カシメルスイベルで糸ヨレ解消までできるのって、けっこういいですよね。
またまた、おまけ。
このカシメルスイベル、
高比重ノーシンカーワーム、ノーシンカーリグの糸ヨレ解消にもおすすめです。
(これが本来の使い方かも!笑)

こんなふうに、
カシメルスイベルは、地味でちょっとした小道具って感じだけど、
かなり大きな仕事をしてくれてます。
僕がここ最近で一番、「画期的だな…!」と、
感動した釣り道具のご紹介でした。
今日も最後までご覧いただき、ありがとうございました。
ぜひみなさんもこのカシメルスイベル、試しに使ってみてください!